60歳以降、どう働く?再雇用・パート・副業を比べてみた

働き方

― そして私は“副業”を育てていくことにした ―

49歳。
50歳がもうすぐそこに見えてきて、ふと「この先、どう働いていこうか」と考えるようになりました。

定年まであと10年ほど。でもその後の人生は、たぶんもっと長い。
年金だけでは生活できるのか?
今の体力はどこまで持つのか?
そして——“働き方”は、このままでいいのか?

そんなモヤモヤから、「60歳以降の働き方」について、いろいろと調べてみました。
選択肢は大きく3つ。「再雇用」「パート」「副業」。
それぞれにメリットもあれば、デメリットもあります。

この記事では、自分なりにそれぞれを比較して、
最終的に“副業を育てていこう”と決めた理由までを書いてみようと思います。


再雇用という選択肢

まず現実的な選択が「再雇用」。
多くの企業には制度が整っていて、60歳を超えても同じ会社で働き続けることができます。

一見、安心できそうです。
慣れた職場、人間関係、仕事内容——環境の変化が少ないのは、大きなメリット。

でも、調べてみるとこんな声が多く聞こえてきました。

  • 給与がガクンと下がる
  • 役職がなくなって、責任の範囲が曖昧に
  • 「残っているけど、やりがいがない」と感じる人も

安定はあるけれど、やりがいとか成長とか、自分らしさを発揮できるかというと…ちょっと疑問。
自分としては、「続けられるけど、前向きにはなれなさそう」と感じました。


パート・アルバイトという選択肢

「もうちょっと自由に働きたい」という人に人気なのが、パートやアルバイト。

働く日数や時間を選べるので、体力や家庭の事情に合わせやすいのが魅力。
近所のスーパーで週2日だけ働いている知人は、
「人と話せるし、運動にもなるし、けっこう楽しいよ」と話してくれました。

ただし、やっぱり収入は少なめ。
月5万円〜10万円くらいが現実的なライン。

生活費のメインにはなりづらいし、体力的な面も気になります。
「これを70代まで続けられるのか?」と考えると、ちょっと難しそう。


副業という選択肢

最近、急に気になりはじめたのが「副業」という選択肢。

  • パソコン一つで始められる
  • 在宅でできる
  • 自分のスキルや経験を活かせる

そう知って、「これ、実は一番自分に合ってるのでは?」と思うようになりました。

たとえば——

  • ブログを書く
  • noteで経験談を販売する
  • オンライン講師や相談サービス
  • ココナラでスキル出品
  • 写真・音声・デザインの素材販売

最初から稼げるわけではないけれど、少しずつ「自分の仕事」として育てていける感覚があります。

そして何より、副業には「選べる未来」がある。
時間も場所も自分で決められるという自由さは、再雇用やパートにはない魅力です。


今から育てて、10年後の「自由な働き方」へ

49歳の今からなら、10年かけて少しずつ副業を育てていくことができる。
ブログを始めたり、小さなサービスを出してみたり、まずは種をまくところから。

結果が出るまでには時間がかかるかもしれないけれど、
「好きなこと」「得意なこと」「経験してきたこと」を活かして働ける未来って、ちょっとワクワクします。

60歳になったとき、「働かされる」のではなく、
「働きたいから働く」を選びたい。

そんな未来を作るには、“今”しかない。
今から始めれば、少しずつ副業を育てていける。


まとめ:私は“副業”という未来を選ぶ

再雇用の安定も、パートの気軽さも魅力的。
でも、今の自分が一番ピンと来たのは「副業」という選択肢でした。

  • 自分で仕事を選べる
  • 自分の経験やスキルが活かせる
  • ゆっくり育てていける

49歳の今だからこそ、未来に向けて動き出したい。
小さな一歩でも、確実に自分の力になると信じて。

同じようにモヤモヤしている方がいたら、
「副業」という選択肢も、ぜひ頭の片隅に置いてみてください。

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